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葵使(あおいつかい)

3月26日、二葉葵を上賀茂神社から静岡・駿府城に献上する使節、
「葵使(あおいつかい)」の出発式が催されました。

「葵使」とは、江戸時代の慶長15年(1610年)より大政奉還まで約260年続いたもので、
上賀茂神社自生の「葵」を駿府城から江戸城まで届けるために、江戸までの行程を進んでいました。

徳川の世を通じて、天下泰平になることを願って行われてきたこの行事も、明治維新で
途絶えましたが、平成19年に地元住民の皆さまの力添えで復活いたしました。

当日は、地元の上賀茂小学校の児童や住民ら約60人が上賀茂神社を出発。
今年は大政奉還150周年を記念して二条城まで行列され、引き続き静岡へ運び役をいただく
NTT西日本さまや静岡県人会の皆さまへ、無事手渡しされました。

4月1日に駿府城で開かれる「静岡まつり」でこの二葉葵が奉納されます。

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